この路線は、たった3元で運河を全部楽しめる、地元の杭州人しか知らないルートだ。今日は、このルートを結ぶ杭州の水上バスの魅力を紹介しよう。この航路は古くからの住宅エリアを結んでおり、観光案内には載っていない「生きている杭州」をめぐっている。この4つの路線は、全て杭州の隠れた名所だ。
7号線
14の古い橋をくぐるルート
垻子橋から梅花碑までの約5キロの間に、連続して十数本もの橋をくぐる。それぞれの橋は、その場所で歴史を見守ってきた存在で、昔の物語を語りかけているようだ。
またこのルートの途中には、五柳巷歴史街区や徳寿宮など、歴史のある名所もある。
1号線
「江南百景図」を堪能するルート
1号線は最も早く開通した路線で、川岸には柳が軽やかに揺れ、絵のような橋がかかり、江南水郷の優美な風情を存分に見せている。古風な歴史街区を通り抜けると、目の前には近代的な高層ビルが立ち並ぶ風景が広がる。まるで古今の融合が都市の無限の活力を物語っているようだ。
2号線
子連れに最適なルート
2号線は観光客が比較的少ないので、子供連れにおすすめのルートだ。両岸は緑豊かで、白い壁に黒い瓦の新しい民家が並んでいる。途中下車して風情ある小河直街を散策したり、浙大(紫金港キャンパス)まで行って大学の雰囲気を感じることもできる。
3号線
下町風情でのんびりルート
両岸の風景は主に古い市街地で、7号線と2号線の良さを兼ね備えている。
城北体育公園は地元住民に人気で、芝生にはキャンプをする人々でにぎわう。また、終点の半山国家森林公園は森林率90%以上で、入場無料だ!
ゴールデンウィークは、杭州で「シティボート」を楽しもう。