奥深い路地、古めかしい民家、これが小河直街歴史文化街区の光景である。ここは杭州百年の歴史と姿を沈殿させ、杭州で最もにぎやかで静かな街となった。ここの石畳の道を歩いていると、一気に江南の夢の中に来たようである。住民たちの生活は相変わらず、温かく充実しており、詩的である。
百年にわたる醤油園
醤油園は小河直街のランドマークとされ、保存の良い昔ながらの工房である。醤油のほかにも、ここではいろいろな漬物が売られており、多くの杭州市民が忘れられない味だ。ここは小川一帯で最大の漬物工場だったが、歴史は百年を超え、今では伝承者は4代目になった。
文学と芸術に満ちた店
衣料品店、写真館、スタジオ、飲食店……小河直街は古い街が、いろいろなお店が多く、またスタイルも文学や芸術の雰囲気に満ちている。
印象的なグルメ
老橋頭麺館は小河直街で最も人気のある老舗飲食店と言える。以前はここには店名がなく、店にはテーブルがなく、お客さんたちはベンチをテーブルにして食事をするので、「ベンチ麺」と呼ばれた。その後、小河直街改造工事のため、店は小河直街1-6号に移転し、「老橋頭麺館」と改名した。
看板料理は大排麺。骨付きばら肉(肋骨肉)はコクのある出汁に2時間煮込んで、柔らかくて美味しい。麺1つに2つの大きな肉が入って、このボリュームは他の店のほぼ2倍である。味見のために小河直街を訪れるお客さんが多い。営業時間は07:30-13:30。
運河沿いの魚舎は様々な魚介類の漬物料理で有名で、家族や友人とおいしい料理を食べながら運河の魅力的な夜を楽しむのは、本当に素敵な体験。
杭州の特色ある伝統的な美食もあり、また、新騰飛、酥心、越界、滇鍋など他のレストランの美食も見逃せない。
足を緩めると、小河直街の面白いお店が多く、花屋、工房、洋服屋……どこもゆったりとしたスローライフを感じる。
ここでは、生活を楽しみ、面白い人や出来事に出会うことが大切で、暇な時に遊びに来たのは、きっと旅行に行った甲斐があったに違いない。