霊隠寺


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霊隠寺は 、晋の時代326年に、インドの高僧である慧理によって建立された。すでに1690年以上の歴史をもっていて、中国禅宗五山十刹十大古刹の一つ、杭州でもっとも古い仏教寺院である。


霊隠寺は 、西湖の西側の霊隠山麓に立地し、飛来峰を向かって、北高峰を背にしている。山奥に位置する霊隠寺は、深い森や霧と雲に囲まれ、一層ミステリー感を覆っている。


霊隠寺前の飛来峰には、浙江省で最大規模の彫刻群が残られた。山頂には五代から元代までの仏像と祖師像の石像が300余り散在している。また、飛来峰は石灰岩でできた山で、青林洞、玉乳洞、竜泓洞など数多くの洞窟がある。霊隠寺を参拝する際、ぜひ飛来峰まで足を運んでください。


霊隠寺は現在の建物が清代に再建されたもので、天王殿の横額は康煕帝の自筆である。全寺の建築中軸線上に天王殿、大雄宝殿、薬師殿という順番で並んでいる。天王殿の正面にはに太鼓腹を見せ、優しく笑っている弥勒の仏像が置いてある。その後ろに伏魔のまねを手にした韋駄天像。両側に四大天王の像があり、みな同じ高さ8メートルである。天王殿を潜って先に見えるのは大雄宝殿(旧称覚皇殿)で、真ん中に24.8メートルの蓮花に座る釈迦如来仏像が、中国における最大の木彫りの座像で、宗教の芸術品の傑作である。大雄宝殿の次は薬師殿。薬師殿は近年再建されたもので、殿内には薬師仏像、日光天子、月光天子の仏像をなどをお祭りしている。