数日前、鳳起路鉄道のそばに梅の花がひっそりと咲いた。列車がここを通ると、ピンクの景色がより一層映える。この場所で「春に向かう列車」の写真を撮りたいと思っている人は少なくないだろう。
通過する列車にタイミングを合わせるためには、12306アプリを使うのが便利だ。杭州駅からこの鳳起路の撮影スポットまでは約3~5分、出発と到着の時刻から計算できる。
この他にも、杭州には梅を楽しめるニッチな場所がたくさんある。
銭王祠赤塀の梅
慶系堂の東側にはすでに満開の白梅があり、見頃を迎えている。 その手前には紅梅もあり、紅白二色のコントラストが美しい。
浄慈寺の梅
梵語の音、小道、黄色い壁。浄慈寺の梅には禅の雰囲気がある。ここでは梅の花を楽しみながら、梵語の音に耳を傾け、静かな小道を歩くこともできる。静けさ、美しさを感じ、ゆったりとした心地を味わうことができるだろう。
郭庄の梅
梅の花は主に庭園の隅々に配されており、水亭、東屋、回廊を背景に、どの角度から見ても絵になる景色だ。
慧因高麗寺の梅
寺のあちこちに梅の木が点在し、黄色い中庭の壁、朱色の扉や窓とコントラストをなしている。 ここで梅の花を楽しむと、千年の歴史を持つ寺院の静けさと素朴さを感じることができるだろう。
都錦生旧居の梅
多くのネットユーザーに「杭州の梅の頂点 」と呼ばれている赤い梅が、都錦生旧居の裏庭にある。満開まではあと10日ほどの予想だ。
宝善橋の梅
この紅梅は、杭州で最も早く咲く梅のひとつだ。 梅の花と小さな橋、そこを流れる水面が合わさって、見事な絵になっている。
杭州には梅の名所がたくさんある。このほかにも、みなさんがご存知の名所がきっとあるだろう。