南高峰に登り、煙霞洞を見学しながら龍の要素を探ってみましょう。

杭州南山造像（全国重点文化財保護単位）の重要な一部である煙霞洞は、南高峰の翁家嶺の南の山腹に位置している。これは天然の鍾乳洞で、これは天然の溶洞で、深さは約30メートルで、中に入るほど狭くなり、牛の角のような形になっている。洞窟には多くの仏像があり、岩の特徴を生かして彫刻され、自然・人文・歴史・芸術を巧みに組み合わせ、西湖に異なる美しさを加えた。

今年は龍年、人々は杭州の美しい景色の中で龍の元素を探し、幸運を祈ることに熱中している。煙霞洞はまさに西湖観光地の龍で有名な名所の一つ。

煙霞洞の仏像は杭州洞窟仏像の中で最も古いもの。その五代十国時代に彫刻された十六羅漢石像は、現在全国で発見された最古の十六羅漢石像の一つ。東の崖の上の彫刻は、凶暴な龍と鉢を持った羅漢で、双方が戦うように見える。

かつて人々は羅漢と龍の石像を「降龍羅漢」（龍を降伏させた羅漢）と呼んでいた。2021年、煙霞洞で新たに8カ所の呉越時代の羅漢石像が発見された。専門家たちは煙霞洞石像古い歴史を実証しただけでなく、石像を仏教の羅漢と一つ一つ対応させ、「降龍羅漢」の本名 東勝身洲の迦諾迦跋釐堕闍を推測した。

羅漢と龍の石像は明に当時の仏教信仰に基づいて再構築されたが、羅漢が龍を降伏する場面が生き生きと描かれた。