杭州で春を味わう


中英德日【03.11-03.15】走,杭州“食”春去!_副本.jpg


柔らかい魚肉が絶賛


冬ごもりを経て、今がドンコの肥え盛り。魚肉は豆腐に匹敵するほどきめ細かく、しかも新鮮な味があふれ、有名な春の旬の食材である。


千島湖でのドンコ料理は最高である。水質の優れた千島湖は数え切れない魚を育て、魚の質はさらに完璧で、しかもしつこい生臭さもない。美しい景色を満喫しながら、おいしい料理を食べることができて、大満足。


春を迎えるタケノコ


タケノコは往々にしてドンコと同時出回り、杭州市民の食欲をそそるおいしさである。


杭州は本当にタケノコが好きで、一日に60トンのタケノコを消費するそうだ。杭州市民にとって、西湖龍井茶とタケノコは春に欠かせないもの。タケノコを味わうなら臨安区に行かなければない。


タケノコを食べることは臨安区住民の生活習慣と言え、どの家でもいろいろなタケノコ料理を作る。塩漬け肉はタケノコの「ベストパートナー」、、この2つの食材はスープにして、薬味を添加しなくても十分なうまみが味蕾を占める。


甘いナシ


冬の寒さはもうなくなり、気候はやや乾燥し、ナシが出回る頃になる。杭州で最も有名なナシは余杭区の鵜鳥蜜梨と桐廬県の鐘山蜜梨である。


鵜鳥町は「蜜梨の里」として知られ、適切な気候のおかげで、ナシに恵まれた自然条件を提供している。


鐘山郷の気候と環境はナシに皮が薄く、果肉が脆く、味が甘いという特性を持たせている。一口噛むと、おいしい果肉が口の中でたっぷりと液汁を飛ばし、甘い味で食べ飽きない。