西渓湿地の龍舟競漕


西溪龙舟胜会.jpg


西渓湿地は水資源が豊富で、大小の川が広がって、唯一無二の湿地景観を育んでいる。いる。古来、西渓湿地の端午節はかなりにぎやかで、周辺の蔣村、五常の住民は西渓湿地に集まり、盛大な龍舟競漕を行う。


蔣村龍舟勝会


蔣村龍舟勝会は杭州市西湖区の蔣村街道が端午の節句に行う民俗行事である。明代から数百年の間、蔣村では端午の節句に龍舟競漕の風習が絶えなく、その起源は水害と関係がある。毎年の農暦4月24日から始まり、5月13日まで、地元の人たちは、龍王が水害を起こさないようにと、盛大な祭りを行う。


端午当日がクライマックス、その日は多くの風習がある。どの家でもちまきを作って、表門の外にはヨモギ・ショウブ・モモ・ニンニクをかけて、雄黄の酒・イシモチ・キュウリ・タウナギ・塩漬けアヒルの卵の黄身という五黄(5種類の黄色い料理)を食べて、五色の糸で縫った香袋を身に着ける。新婚の花嫁は粽、タオル、扇子などのを用意して新郎の実家に送り、そしてこれらの品物を親戚や友人に贈り、通称「賛節」と呼ばれている。


最も重要で最も有名なのは、もちろん龍舟競漕で、この日は少なくとも100 ~ 200本のドラゴンボートが西渓湿地の深潭口に集結する。蔣村の龍舟競漕の俗称は「勝漾」、演技性と娯楽性を重視し、龍舟競漕には決まったコースがあり、それぞれのドラゴンボートはまず深潭口を一周し、次に水面の真ん中まで360度回転する。龍舟競漕が終わると、それぞれの村の住民たちが集まってにぎやかな「龍舟酒」という宴会が行われる。


清の乾隆皇帝が江南を訪れた時、蔣村でにぎやかな龍舟競漕を見て「龍舟勝会」を賜ったと伝えられ、蔣村の「龍舟勝会」という呼称は現在まで用いられており、周辺の五常、古蕩、益楽などに流行した。蔣村では「端午の節句は春節のように盛大だ」という説があり、この調和、喜び、人々の心と力を団結させる伝統的な民俗行事は絶えず生まれ、一年は一年よりも盛大である。


2011年6月9日、浙江省杭州市西湖区が申告した端午節(蔣村龍舟勝会)は中華人民共和国国務院の許可を得て、第三回指定の国家級無形文化遺産リストに登録された。


連絡先:0571-89930014


五常龍舟勝会


今まで500年以上の歴史を持つ五常龍舟勝会は、余杭区の五常街道で毎年端午に行われる大規模な民俗行事である。清の乾隆皇帝が江南を巡視して、現地の龍舟競漕の光景を見て印象に残った。彼が「龍舟勝会」と呼んだ行事が広まり、現在に至っている。


五常の龍舟競漕は技巧の競い合いを重んじて、重点はボートをこぐことにあって、わざとスピードの速さを強調しない。現地で使用されているドラゴンボートは装飾によって「満天幛」「半天幛」「肌脱ぎの龍」に分ける。満天幛と半天幛は観賞的性質に属し、肌脱ぎの龍は競技用で、船首の龍頭以外の装飾はなく、数量は最も多い。


端午の昼から午後にかけて、五常浜口には数百隻のドラゴンボートが集まる。長さ4500メートルの川は雑踏し、水しぶきが飛び散り、太鼓の音と掛け声が絶えない。岸の観客は数え切れないほど多く、みんなの歓呼、喝采、応援の声が耳をつんざくほど大きく、壮観で言葉にできない。


2008年、浙江省杭州市余杭区が申告した端午節(五常龍舟勝会)は、第二回指定の国家級無形文化遺産リストに登録された。


連絡先:0571-88731001