雲棲竹径


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雲栖竹径は五雲山の雲栖塢に位置し、「新西湖十景」の一つである。昔は彩色された雲がここを旋回していたことから、その名がついたと伝えられている。ここは植生が茂っていて、環境がよくて静かで、山に囲まれた竹林と古い歴史・文化で知られている。清には、ここは「西湖十八景」の中の「雲栖梵径」であり、当時この一帯には多くの亭が建てられていた。現在、雲栖竹径に残されている遺跡は多く、例えば呉越国王が乾徳5年(西暦967年)に主導して建てた雲栖寺は、かつて杭州の四大名寺の一つだった。寺の跡地脇には蓮池大師の墓が残されている。五雲山頂にある真際寺跡は、杭州で最初の財神廟とされている。


1962年、元の雲栖寺遺跡は杭州労働者休養院として建設され、寺前の元の沖雲楼、舒篁閣も続々と茶室に改造された。


1983年、杭州市園林文物局はここを全面的に整備し、入り口に牌坊を新築した。


1985年、雲栖竹径は杭州の「新西湖十景」の第1位に選ばれた。当時、中国共産党中央政治局常務委員だった陳雲氏は「雲栖竹径」と題した。


1986年、雲栖碑亭を新築した。


1987年4月、陳雲氏はまた亭のそばに自分で3本のクスノキを植えた。


その後の西湖総合保護工事では、民国時代の建物869.3平方メートルを残し、棲真楼、皇竹亭などの歴史的建造物を復元した。そして雲栖寺の歴史と合わせて景観を設け、「雲栖竹径」の品位を大幅に高めた。


現在の雲栖竹径の敷地面積は約10万平方メートル、うち竹林の面積は約8万平方メートル、季節によって竹林を大切に育てている。竹林は古木と共生し、ここの良好な環境と適切な気候を形成した。


オープン時間:7:00-17:00

住所:杭州市西湖区梅霊路

連絡先:0571-87090437