南屏晩鐘


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南屏晩鐘は西湖十景の中で最も早く定められた景観である。北宋末期、有名な画家の張選端は「南屏晩鐘図」を描いた。南屏山は西湖の南岸に延々と続き、標高は100メートルにすぎないが、山は千メートル以上伸びている。天気がいい時、山は青い空と白い雲に引き立てられてきれいに見え、雨でも水墨画のような美しさを感じさせる。


後周の顕得元年(954年)、呉越国の王、銭弘叔は南屏山麓に寺院を建て、後に霊隠寺とともに西湖の南北に位置する2大寺の1つの浄慈寺となった。寺は宗鏡堂、慧日閣、済祖殿、運木井などの史跡があり、1986年に浄慈寺が再建された。特筆すべきは、浄慈寺には巨大な大梵鐘があり、高さ3メートル、直径2.3メートル、重さ10トン余り。毎日夕方、ゆったりとした鐘の音が西湖の上空に響いている。


オープン時間:07:00-16:45

住所:西湖景勝地