西湖十景の一つが、南宋時代の平湖秋月には住所が決まっていなかった。古代においては、平湖秋月は早くも月見で知られており、船で月見をすることが多かった。明の万暦年間の木版画「西湖十景」に描かれた平湖秋月は、船の中で月を眺めている観光客が画面の主体となった。
現在の平湖秋月は白堤の西に位置し、孤山と外湖水域に隣接している。ここには唐に建てられた望湖亭、明の龍王祠があり、清の康熙年間に平湖秋月と命名された。夜の天気さえよければ、穏やかな水面に明るい月が映っているに違いない。特に中秋節の夜には、ここで満月を満喫するのは見逃せない。
オープン時間:終日
住所:西湖景勝地
連絡先:0571-8799663