世界遺産


杭州には西湖、京杭大運河、良渚古城遺跡があり、この3つの世界文化遺産は杭州を名実ともに「世界遺産の城」にした。これらの世界文化遺産は中国文明を共同で展示し、浙江省の文化を伝承し、杭州の魅力を明らかにしている。


西湖は、杭州市の西側に位置している湖である。西湖を中心としての西湖風景名勝地は中国国家AAAAA級の観光地に指定された。西湖の一方が繁栄している町と繋がっていて、三方が山に囲まれ、風景名勝地の面積がほぼ 60 平方キロあり、そのうち、湖の面積が 6.38 平方キロもある。美しい山や水、そして奥深い林に恵まれている西湖は、「人間の天国」という美名を持っている。2011年6月24日、杭州西湖文化景観が審議を経て「世界遺産リスト」に登録された。


中国大運河は2500年も歴史を持ち、春秋時代より部分的には開削されて、北京、天津、河北、山東、江蘇、浙江を経て、全長約1794キロ、世界でもっとも歴史が古く、流れが長い人工運河である。中国大運河は古代中国が創造した偉大なプロジェクトであり、今も生きている重要な文化遺産である。2014年6月22日、中国大運河は『世界遺産リスト』に登録された。


5000年前、この壮観な都市がに杭州市の余杭区興った。時間は古城を眠らせ、1936年まで、施昕更氏は初めて良渚文明を発見した。長年の考古学研究を経て、この古い都市はついに蘇り、5千年前の物語を世界に語っている。2019年7月6日、アゼルバイジャン共和国の首都バクーで行われた第43回世界遺産大会で、杭州の良渚古城遺跡が「世界遺産リスト」に登録された。