新沙島・鸛山・船
新沙島の砂浜は広く、植生が茂っていて、名実ともに「富春江のオアシス」である。川は2つの山の間を通り、小さな島は川の中にあり、恵まれた自然の姿も邪魔されない「桃源郷」になった。
鸛山は安らぎの代名詞で、静かな港のように喧騒と忙しさを隔てている。亀川閣に行ってお茶を飲みながら、遠くない富春江の絶景を一望する。
一番癒されるのは、やはりここの自然風景である。春江第一楼に登って、そよ風の中で川の景色を眺めて、とても心地よいである。
富陽に来たら、ぜひ「富春山居号」観光船に乗って、天然の水墨画を巡る奥深さを感じる。甲板に上がったり、窓際に座ったり、奇抜な景色が目に飛び込んできる。船のスピードが遅く、ユニークな風景を存分に楽しむ。
黄公望・陽坡湖・新登
黄公望隠居地の自然景色は秀麗で、人文景観が集まっている。ここに来て、まるで『富春山居図』が白黒の絵の中から、緑豊かな現実に入っていくのを目撃したようだ。
石の道に沿って歩くと、竹林の奥で「小洞天」と出会う。それは黄公望がのんびりと隠居していた場所で、旅はまるでタイムスリップした芸術のようだった。悩みも争いもなく、そよ風と緑の木々の間でお茶を飲んで、心を徹底的に静かにする。
現在の陽陂湖は、動いている絵のように見える。青い空と白い雲が静かに水面に映って、早く来れば日の出にも間に合う。その光景は美しく、日光が湖面に降り注ぎ、光り輝き、居眠りしていた心を呼び覚る。
暖かい日差しを受けて、緑道を小走りにトレーニングするのもいい。湿地の鳥たちにも幸運に出会えるかもしれない。
「千年の古鎮、羅隠の故郷」と呼ばれる新登古城の歴史と文化は古く、貴重な歴史文化遺産がある。昔から今まで、人々はここへの賛美を惜しまなかったが、蘇軾は詩に新登を書いた。
新登古城に来たら奇妙な夜の景色を見逃すわけにはいかない。古城の夜はタイムスリップしたように、千年に戻る前に、観光客一人一人を深く引きつけている。